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【チンチラ飼育】チンチラのお手入れ、お世話~毎日快適に過ごしてもらおう!~

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モフモフした姿が可愛いチンチラ。最近はチンチラもペットとして人気になっていますね。寿命も10~15年と長生きで、飼い主と長期間一緒に過ごすことになることでしょう。

そんなチンチラとの普段からのお手入れやお世話について説明します。

砂浴び(お風呂)

チンチラは綺麗好きで、モフモフの毛並みを自分で砂浴びをすることで掃除をします。

チンチラは「ラノリン」と呼ばれる脂肪物質を分泌します。このラノリンがモフモフの毛をコーティングして保護しています。このラノリンは保湿効果や断熱効果があるのですが、永遠に分泌されるため、砂浴びをして適度に取り除かなければなりません。取り除かないと皮膚病になってしまいます。

そこで、チンチラは自ら砂浴びをすることでラノリンを砂で落としてお手入れをするわけです。

砂浴びの頻度は毎日が好ましいですが、飼い主の環境にもよりますが、最低限2日に1回は砂浴びさせてあげましょう。時間は10分程度で構いません。

また、砂浴びは決まった時間帯にさせてあげると良いですよ。うちの子はいつも時間になると「砂浴びまだかな~」とケージからこちらを覗いて催促します。

ブラッシング

モフモフな毛並みもブラッシングしてあげることで、更にふんわり艶々な毛並みになります。

但し、ブラッシングし過ぎると毛が抜け落ちたりするので軽くしてあげる程度で良いですよ。

ブラッシングすると気持ち良さそうな表情をして喜ぶ子もいます。

マッサージ

チンチラは個体差にもよりますが、信頼関係ができてくると触られると喜びます。

頭や、首回り、お腹を触って撫でてあげると気持ち良さそうにします。

特に首回りは気持ちが良いようで、ネズミ(チンチラ、デグー、モルモット)は特に喜びます。

ケージの掃除

チンチラに快適に安心して過ごしてもらえるようにケージの掃除も定期的にしてあげましょう。

頻度は毎日が好ましいですが、2~3日程度でも良いとおもいます。

忙しい時は、フンをケージ床下に落としておく、食べなくなった古いチモシーを取り除いてあげる。(この作業は毎日10分程度の時間でできます。)

そして、後でまとめてフンなどを掃除してあげれば良いと思います。

ケージは床下が引き出しになっていて取り外せるタイプがオススメです。

床下にペットシーツを敷いて、ペット用の消臭砂などを入れてあげると臭いも防げます。

部屋での散歩(適度な運動)

チンチラは運動量は非常に多く必要です。もともと野生では山岳地域で住んでいて岩場を飛び跳ねて生活をしている動物です。

ペット用に販売されているチンチラもジャンプすると1m以上はジャンプできます。

ケージ内に回し車を入れてあげると自分で運動してくれる子もいますが、回し車に興味を示さない子もいます。我が家のチンチラも回し車に興味を示さず、全く使ってくれません。

その時は部屋で走らせて運動させてあげる必要があります。

運動はストレス解消やチンチラの身体も丈夫になるので絶対に必要なんです。

部屋での運動も決まった時間帯にさせてあげると喜びます。適度に部屋に放して運動させてあげましょう。

また、部屋で運動させる時にはチンチラにとって危険がたくさんあります。

電気コード、チンチラにとっては毒にあたる食べ物などは周りに置かないようにようにしましょう。(チョコレート、ネギ、玉ねぎは毒です。)

また、齧り癖があるので、壁紙など齧られないように注意しましょう。壁やドアの角の部分はよく齧ります。また、ローテーブル、ソファー、テレビ台の高さは軽く飛び乗ることができるので注意が必要です。

温度管理

チンチラは温度に非常に敏感です。急激な温度変化にも弱いです。

適温は18~24℃。室温は50%以下となります。

最低でも室温を25℃以下を保つ必要があります。25℃以上を超えてくると熱中症も発症するので注意が必要です。1年中エアコンでの温度管理管理が必要で、夏場は24時間稼働させる必要があると思います。温度管理には注意してチンチラのお世話をしてあげましょう。

まとめ

チンチラは特に砂浴びと適度な運動、温度管理が必要な動物です。そこに気をつければ末永く付き合っていける動物です。寿命も10~15年は生きるので、毎日一緒に安心した快適生活を過ごしましょう。