デグーの飼育方法を紹介します。
飼うにはケージ、回し車、砂、エサ入れ、寝床、ステップが必要です。
デグーは比較的に懐きやすく、賢い小動物です。名前も芸も覚えます。
原産はチリの山岳地帯に住んでいて、体長は尻尾を含めなければ12cm – 20cmほどで、体重は350g以下です。寿命は5年～8年ぐらいです。
ケージ
デグーのケージは横幅より高さが必要です。
デグーは身体は小さいのでケージのサイズはＷ380×Ｄ430×Ｈ610mmがオススメです。
回し車
デグーは運動量が多い為、ケージの中で走れるように回し車が必要です。
回し車を入れておくとストレスなく、過ごせることができます。
ステップと齧り木
デグーはジャンプして高いところまで移動する為、ステップをケージの中に取り付けて高いところまで移動できるようにしてあげます。
また、デグーは物を齧るので齧り木もケージ内に設置してあげるとストレス解消にもなります。
砂場(デグーにとってお風呂)
デグーは身体を綺麗に保つ為に、砂浴びをします。砂浴びをしないと身体の汚れが落ちず皮膚の病気にも繋がります。砂はデグー用の砂(サンド)を使用してあげてください。
入れ物はデグー用の砂浴び瓶などもありますが、デグーが入れる砂浴び用の容器があれば何でも良いと思います。
常に砂浴びができるようにケージの中に常設してあげると良いです。砂は汚れたら定期的に交換してあげましょう。
餌入れ
デグーはチモシーとペレットを食べます。個人差にもよりますがペレットの方がよく食べます。
デグーは齧って餌入れを移動させたり、ひっくり返したりするので、重さのある陶器の餌入れがオススメです。
寝床
デグーは寝床がなくてもステップ上で寝たりする個体も居ますが、寝床を設けてあげる方が安心して過ごしてもらえると思います。
ハンモックや筒形の入れ物を入れてあげると、そこで寝てくれます。
室温について
デグーの適正温度は20~25℃といわれています。
夏場は30℃にもなるため、冷房は常に稼働しておく必要があります。
冬は20℃以下にならないようにペットヒータをケージ内に入れてあげましょう。よくヒータ上でお昼寝します。
デグーとの日常生活
デグーはトイレの場所は覚えません。おしっこもフンも何処でもします。
また、物を齧るので部屋で遊ばせるときは周りの物に気を付けて遊ばせてあげてください。
デグーは名前も覚える為、呼ぶとすぐに寄ってきます。
人間の行動を観察しており、マネをしたり芸を覚えたり学習能力があり、コミュニケーションが取れる動物です。
愛情をもって接してあげると、すごく懐くので、生活で良きパートナーとなるでしょう。
